ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんの怒りについて

Kichitaro

2014年10月23日 02:08

「怒りがすべてのモチベーションだった。
怒りがなければ何も成し遂げられなかった」

青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞した、

米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の中村修二さんは、
日亜化学工業の社員時代に、青色LEDの開発に孤軍奮闘し、

退職後は発明の対価をめぐって日亜化学と裁判で闘いました。
常に闘い続けている中村さんは、「研究者に多くの自由が与えられ、

一生懸命やれば、みんなにチャンスがある」との理由から、

米国を研究拠点に選びました。
ノーベル物理学賞受賞の先輩で、元ソニー社員の江崎玲於奈さんも、
「創造力を発揮して自分の主張を貫くには闘うことを避けてはならない」
と同じようなことをいっています。
「競争の科学」ポー・ブロンソン (著), アシュリー・メリーマン (著) 

(実務教育出版)によると、
冷静になることが必要なのは、一部の人のみで、他の人にとっ
ては、興奮し、活動的になり、
ときには腹を立てることの方が、不安を乗り越えやすく、
怒りの感情で問題に立ち向かう人は、人生満足度や幸福感などの尺
度が高いことがわかっているのです。
怒りこそが創造性の原点だと思います。



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